バリデーションチェックを利用する
このプラグインは、ウェブページや記事、コンテンツデータに対し、バリデーションチェックを実現するプラグインです。
この機能を利用する事で、禁止用語、リンク切れのチェックを行うことが可能です。禁止用語については自動修正をする事が出来、アクセシブルなコンテンツの作成が行い易くなります。
プラグインが有効になっているかどうかを確認します。無効になっている場合は、有効にする必要があります。
本機能を利用するには、プラグインの設定が必要です。初期設定ではシステムのプラグイン設定が継承されるようになっています。各ダッシュボードからの設定項目は共通ですが、サイト、子サイトでは継承するかどうかを設定できる点が異なります。
ダッシュボードのメニューから、[設定]>[プラグイン]をクリックし、プラグインの管理画面に遷移します。一覧の[SiteValidator]をクリックして[設定]タブをクリックすると、プラグインの設定画面が表示されます。システムダッシュボードからのプラグイン設定画面は以下の通りです。
大項目 | 項目 | 内容 |
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共通設定 |
バリデーションチェック機能 |
バリデーションチェック機能(本機能)を使用するかしないかを設定します。
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自動チェック機能 |
記事、ウェブページ編集画面での保存時に、自動的にその記事、ウェブページのチェックをするかしないかを設定します。
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エラーが出た際の処理 |
記事、ウェブページ編集画面で、チェックにエラーが出た際の処理として、公開禁止とするか、警告のみとするかを設定します。
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禁止用語 |
禁止用語チェック・変換 |
バリデーションチェック時に、禁止用語チェックをするかしないかを設定します。
禁止用語チェックとして検出される判定書式は[変換ルール]で禁止ワードとして設定されている文字列となります。 |
自動修正 |
禁止用語チェックでエラーが出た際に、自動修正をするかしないかを設定します。尚、自動修正は、[変換ルール]の内容に基づき行われます。
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変換ルール |
禁止用語チェックでエラーが出た際に、自動修正を行う際の変換ルールを設定します。 変換ルールに記載する書式は以下の通りです。 |
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リンク切れ |
リンク切れチェック |
バリデーションチェック時に、リンク切れチェックをするかしないかを設定します。
リンク切れチェックはIP制限やbasic認証、パブリッシュ先のドメインが違う場合エラーとなります。 リンク切れチェックでは、HMTL内のリンク(hrefやsrcなど)に対して行われ、リンク切れの場合エラーとなります。尚、判定されるリンクは http、https、/から始まるものとなります。 |
サイトダッシュボードのメニューから、[設定]>[プラグイン]をクリックし、プラグインの管理画面に遷移します。一覧の[SiteValidator]をクリックして[設定]タブをクリックすると、プラグインの設定画面が表示されます。
サイトのプラグイン設定からは、サイトであればシステムの設定を、子サイトであれば親サイトの設定を継承するかどうかを設定することが出来ます。継承しないようにすることも可能です。
継承設定以外の設定項目については、システムからのプラグイン設定と同じです。サイトダッシュボードからのプラグイン設定は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
設定の継承 |
バリデーションチェックに対する設定を、システムまたはウェブサイトで行った設定で継承するかどうかを設定します。
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プラグインの設定画面で[システム(またはサイト)の設定を継承する]を選択すると、上位のプラグイン設定をそのまま引き継いで動作するようになります。
記事の編集画面からは、バリデーションチェック、エラー内容の詳細表示、自動修正を行う事が出来ます。ここでは、バリデーションチェックについてご説明します。
プラグイン設定の自動チェック機能で[使用する]が設定されている場合は、保存時に自動的にバリデーションチェックが行われます。
記事の編集画面のステータスウィジェットからは、バリデーションチェックのチェック結果や、エラー内容の詳細表示、自動修正を行う事が出来ます。
バリデーションチェックが行われている記事編集画面で、ステータスウィジェットの[ページチェック]内の、[表示]をクリックすると以下の画面が表示されます。
番号 | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | ページチェック |
現在編集画面に表示している記事のバリデーションチェックの状態を表します。
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2 | チェック日時 |
バリデーションチェックが行われている場合に表示され、最後に行われた日時が表示されます。 |
3 | バリデーションチェックの項目とチェック結果 |
バリデーションチェックの項目と、その項目に対する結果アイコンが、項目の右横に表示されます。尚、バリデーションチェックの項目は、プラグイン設定により異なります。 [結果アイコン] エラーが有る状態の項目に表示されます。クリックすると、その項目のエラー内容の詳細が表示されます。また、エラーがある項目は、項目名が赤色で表示されます。 |
バリデーションチェックの結果表示で、エラーがある場合は、その項目が赤字で表示されます。
結果アイコンのをクリックすると、エラー内容の詳細を表示する事が出来ます。
確認したエラー内容から、自動修正を行う事が出来ます。
エラーが出ている項目の内容で、自動修正が可能な場合、その内容の横にチェックボックスが表示されますので、自動修正を行いたい項目の内容にチェックを入れ、[チェックした項目を自動修正する]ボタンをクリックします。
自動修正可能な内容は、プラグイン設定の各チェック機能で、[自動修正]を[使用する]にしている内容に対してのみ行う事が出来ます。変換ルールが設定可能な内容の場合は、そのルールに基づいて、自動修正が行われます。
リンク切れチェックの際、タイムアウト値の変更が可能です。リンク切れチェックに対するタイムアウト値の変更は、mt-config.cgi に環境変数「SiteValidatorLinkCheckTimeout」、「SiteValidatorLinkCheckMaxTimeoutCount」を追加する事で行う事が出来ます。
設定例:
SiteValidatorLinkCheckTimeout 30
SiteValidatorLinkCheckMaxTimeoutCount 6
項目 | 説明 |
---|---|
SiteValidatorLinkCheckTimeout |
1 ページあたりのリンクチェックでタイムアウトする時間の上限。(単位:秒)リンク先に対し、ここで指定した時間を過ぎると、そのリンクはタイムアウトとなります。初期値は15です。 |
SiteValidatorLinkCheckMaxTimeoutCount |
タイムアウトしているリンクの上限。(単位:件数)チェックするリンクの中で、タイムアウトと判定されたリンク先がここで指定した件数を超えると、その時点でリンク切れチェックの処理を中断し、エラーとします。初期値は3です。 |